忍者ブログ
忘れたいような忘れたくないようなただのひとりごと
[404]  [403]  [402]  [401]  [400]  [399]  [398]  [397]  [396]  [395]  [394
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「こんな変な恰好してたら、みんなこの見た目しか気にしないでしょ」

「ハルカは面白いね」
 リクは幼い子供のように、目をきらきらと輝かせながら言った。
「あんたに言われたくない」
「どうして」
「あんたのほうがよっぽど面白い」
 そうかなあ、ともう一度彼は楽しそうに笑った。
けれどそれもつかの間で、ハルカがふと気付くと彼の表情は一転していた。
「ハルカはさ」
「…な、なによ…」
「自分のこと、嫌いなんだね」
「は?よくわからない」
 リクは、何も言わなかった。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


Link by RainDrop & Frank sozai
忍者ブログ [PR]