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忘れたいような忘れたくないようなただのひとりごと
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mori
(わたし、強くならなきゃ)
 弟と妹を抱きしめながら、そう強く思った。
「まもるからね。ずっとずっと守り続けるから」
 
 翌日、夜が明けるとすぐに源信のところへ向かった。
 そして、春野は当主の座に着いた。


 梓、梓。聞こえてる?聞いてくれる?
 
「ありがとう。梓のおかげで強くなれた」
 本人が聞いたら顔を顰めて拒絶するだろう。
 加奈子は二人の思い出をすべて箱にいれて奥にしまった。
 
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